・町役場所在地 愛知県知多郡阿久比町大字卯坂字殿越50番地 東経 136°55’ 北緯 34°55’ ・面 積 23.94[平方キロメートル] ・町制施行 昭和28年1月1日 ・人 口 24,198人<男12,048人・女12,150人> 6,812世帯(平成9年4月1日現在) ・町 章 昭和43年10月1日制定阿久比町の「あ」を図案化したもので、大小二つの丸は、平和と文化を愛する高まい な町の姿をあらわし、中央の軸は、町の発展向上を象徴している。 昭和43年6月に町制15周年を記念して町民から募集した優秀作品を元にした。 ・町の花 昭和51年11月1日制定 う め 醍醐天皇の延喜元年(西暦901)菅原道真が九州に左遷させれたとき、一族が各地に流 され、そのうち孫雅則(一説に第五子敦茂)も知多の地に配流の身となりましたが、後に 罪を解かれて「英比」の土地をいただき善政をしきました。 また、祖父道真を慕って北原天神を奉りましたが、道真が梅を大変愛した事は良く知 られています。雅規(英比丸)の子孫で坂部城主になった久松家は、梅鉢を家紋としまし た。このようなゆかりで、梅の花は早くから本町の紋どころになり、小中学校の校章に も使われています。 ・町の木 昭和51年11月1日制定 もちのき この木は、いわゆる雑木というべき木で、太平洋に面した地域に広く自生する常緑の 高木で、雄雌の別があり高さ10m以上・直径1m以上にも達するものもあります。防風 防火の役を果たすのみでなく、庭木盆栽、垣根にもなる重宝な木です。 もちは父母・兄弟・妻子ともに敬愛し、親近相和することばとして古く「万葉集」に もうたわれています。 町民がこぞって健康に恵まれ、いつまでも生命豊かにお互いに助け合い明るく、住み よい町作りを象徴するものとして、もちのきを阿久比町の木として制定しました。 (参考文献 1997年度町政概要ハンドブック)