小田急アーカイブ検索 help
 小田急アーカイブ 632

←前に戻る  LIST  次に進む→



画像タイトル 2761 -(54 KB)
小田急電鉄2600形
幻の「スカーレットメジアム」 名前: 快速急行 [2002/03/13,00:25:53] No.103
3月12日、廃車となった2761、2861の二両が解体のため搬出されました。
2761は「小田急百貨店全館完成記念塗色」で新造された車両で、銘板が剥がされた跡からは、幻の「スカーレットメジアム」が新塗装後、約33年振りにその鮮やかな色をみせてくれました。

2761 2002.3.12 某所にて

>> やはり! 名前: まっちゃん [2002/03/13,00:35:10] No.105
私が以前にコメントを付けたと思いますが、やはり新造時の塗装は残っていた
んですね!
これは感激です! 激レアです!! 超・国宝級?ものです!!!(大爆)
ということは、8052Fや8257Fの廃車・解体時にも「ポケット号塗装」が・・・
と思ったものの、連結面妻板まではあの3色の幾何学模様の帯は回り込んで
いなかったので、これはムリか???
>> うわ〜! 名前: 駿河小山駅下車徒歩3分 [2002/03/13,00:45:58] No.106
この小田急百貨店全館完成記念塗色は写真でしか見たことがないのですが、
製造銘板のところに残っていたのですね。たしか車体改修工事を行ったはず
ですから、そのときに塗装を完全剥離しなかったのですね。
まっちゃんさんのレスではありませんが激レアです!
>> タイムカプセル 名前: 3号線海側どうぞ [2002/03/13,18:41:39] No.118
銘板の下はタイムカプセルだったんですね!!
地下鉄やビルの建設現場で古代の遺跡発見、と同じような驚きです。
ということは・・・
今走っているNHEの銘板の下にもデビュー当時のツートーンカラーのブルーが残っているということになりませんか?
>> いい色です・・・ 名前: Sino [2002/03/13,21:41:55] No.119
貴重なお写真、拝見できて光栄です。
銘板は取り付けたまま、塗装を重ねてきたのですね。
取り外し跡に黒い痕が残っているのは、溶接ではなく接着剤か何かでしょうか。
例え車体全体の塗料を剥離していたとしても、ここだけは残ったのかもしれませんね。

デビュー当時のツートンカラーですが、今は亡き2652Fの中間車(2802あたり?)
妻面足掛けの塗料が、ちょっとばかり剥がれていまして、下からカーキ色が
覗いていたことがありました。果たしてこれは当時の塗色だったのか・・・
実は、ただの錆止めなのかもしれません^^;
>> レスありがとうございました。 名前: 快速急行 [2002/03/14,14:14:30] No.131
多くの方にレスをいただき、ありがとうございました。
先日2661の搬出画像を投稿したところ、再び「日本鉄道模型界の巨匠」?ことN氏よりメールをいただき、
「2761の側面下部は、外板張り替えをしたときに削り落としているが、妻面の銘板の所は、旧塗色が出てくる筈である。」とのご教示を受けました。
私も解体される前に、なんとしてもこの懐かしの「スカーレットメジアム」を見ておきたいと思い、またまた「追っかけ」をしてしまったのです。(笑)

>まっちゃんさん
鉄道模型をやっていらっしゃる方は、さすが目のつけどころが違いますね。
イベントカーの基本色の白も現在の「ケープアイボリー」とは違いますので、
銘板の下に残っていそうですね。
>駿河小山駅下車徒歩3分さん
妻面についてはそのままのようですので、窓下部分をうまく剥離するとゴールドの帯が現れるかもしれません。
>3号線海側どうぞ さん
解体場所で他の車両を確認したところ、どの車両も銘板を剥がした跡は旧塗装の「小田急ブルー」が見事に出ていました。
>Sinoさん
黒っぽくみえるのは接着剤のようでした。
このおかげで塗装が完全に密閉され、褪色もせずに保存されていたのですね。
>> 昔の色 名前: 天下の険 [2002/03/14,18:42:59] No.132
電車の塗装って全剥離を行わないので年輪のように重なっています。
ですから余程の更新を行い銘板まで外さない限り取付当時の塗装は残っていますね。
以前1800形のさよならの時窓枠の塗装が剥がれかけていて思わず爪でひっかいたらやはり旧塗装がありました。
>> 無題 名前: 3号線海側どうぞ [2002/03/14,18:57:33] No.133
天下の険 さま
やはりそうでしたか。
フラワートレインが普通の塗装に戻されたとき、塗装の上からフラワートレインの塗り分けがうっすらと確認できましたね。
>> 下に隠れた旧塗装 名前: 伊東・伊豆急下田方面 [2002/03/14,19:18:51] No.134
>電車の塗装って全剥離を行わないので年輪のように重なっています。
>ですから余程の更新を行い銘板まで外さない限り取付当時の塗装は残っていますね。
どの会社も皆そうですね。以前福岡県の筑肥線で派手な新色の103系に乗った
とき、窓枠付近を見たら水色(=旧塗装)が見えましたし、いつも通学に使って
いる東海道線で横須賀線からの転属車に乗ったとき、湘南色が剥げてもろに
スカ色が見えたりもしました。
・・・って小田急度ゼロでスイマセン。。。

http://www7.ocn.ne.jp/~panorama/
>> 塗装剥離 名前: Sino [2002/03/15,02:42:31] No.150
やはり旧塗装だったのでしょうか、レスありがとうございました。

塗装といえば、かつての江ノ電501Fの異常に厚く断層のようになっている塗膜にびっくりしたり、JR103系でも転属前の色がドア開口部の裏に見えていたりで、趣味的には興味深いことも多い気がします。
余談ですが、関西の阪急電鉄は全検か何かの折には塗装剥離をしているそうです。塗装のきれいな阪急電車とうたい文句になっておりました。
小田急度が低くて失礼致しました。
>> スカーレットメジアムの周りの部分について。 名前: 快速急行 [2002/03/16,09:53:19] No.182
皆様、さらに貴重なご意見、ありがとうございました。

先にSinoさんのレスにありましたスカーレットメジアムの周りの部分について、
実はこの色は「黒」と言うよりも「小田急ブルー」に似た紺色でした。
私も初めは「小田急ブルー」ではないかと思ったのですが、
1.厚みが最大で3o程あった。
2.2761は新造時から「スカーレットメジアム」であり、「小田急ブルー」に塗装されたことはない。
以上から接着剤のようなものだと判断しました。
ところが前出のN氏より、またまた(笑)「これは銘板の青い塗料ではないか?」とのメールをいただきました。
N氏によりますと、「新車の時に銘板は、ブルーで塗装したものが準備されており急遽スカーレットメジアムに車体が塗られた為に銘板は、同じ塗料で再度塗装し上に貼ったので、銘板を剥がした際にこの様な剥がれたあとが残ったのではないか?」との事でした。
鋭い推察に感心してしまいましたが、真実は当時の川崎車輌の担当者のみが知るところで、今となってはこれを立証するのも困難になってしまいました。
しかし剥がした銘板を観察する事ができればこの謎が解けるかもしれませんね。

今回この投稿を通じて大御所の方々には「懐かしい色」を、若い世代の方には「幻の色」をご覧いただいただけでも「追っかけ」をした甲斐があったと思っています。



↑TOP
 小田急アーカイブ
小田急アーカイブ検索 help


   

北海道)(東北)(関東)(甲信越)(東海)(北陸)(近畿)(中国)(四国)(九州)(海外)(憩い)(東武)(京成)(西武)(京王)(東急)(小田急)(京急)(相鉄
名鉄)(近鉄)(南海)(京阪)(阪急)(阪神)(西鉄)(民鉄)(国鉄)(新幹線)(気動車)(機関車)(貨車)(路面)(装置)(施設)(バス)(航空)(船舶)(模型



 AGUI NET 2009,10,5
 E-mail:okado@agui.net