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 名鉄式自動解結装置

 自動解結装置<岐阜側・可動>
 (FREE)撮影日:[−] SVGA XGA

 自動解結装置<豊橋側・固定>
 (FREE)撮影日:[1997,8] SVGA XGA

 カバー解放状態

 電気連結器の解放状態

 解放後

 1000系の解結スイッチ








 名鉄のダイヤは列車の分割・併合・増結などが非常に多いため、他社に先駆け自動解結装置を自社開発した。
 構造は、密着式自動連結器の下部に電気・空気連結装置を設けており、連結は自連を先に連結してその後に電気・空気関連の連結装置を繋ぐ。開放はその逆で、先に電気・空気連結装置をはずし、そのあと本体の自動連結器をはずす。
 豊橋よりの電気・空気連結装置は固定されており、岐阜よりの同連結装置が前後に可動して連結される。よって、解結スイッチも岐阜よりのみにある。
 6000系新製時に本格採用され、後に7000系などにも設置されていく。その後の通勤車関連の列車は標準装備になる。
 本来はこの自動解結装置をつければジャンパ栓などは必要なくなるが、最近の車両までは未設置車両との連結を考慮してジャンパ栓も設置されていた。3500系などは最初からジャンパ栓は省略されている。
 この自動解結装置により、名鉄ではスピーディーな分割・併合が行われている。600Vの600・780形の連結器は一見自動解決装置がついているようだが、電気連結器が併設されているのみである。




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 AGUI NET 2001,1,29
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