2004年のJR岐阜駅前のペデストリアンデッキ建設による新岐阜駅前〜岐阜駅前間廃止以来、この場所に路面電車がやって来ました。 本日は天高く澄み渡る秋空の下、戦国武将まつりのような多くの皆さんに見届けられ、無事、永住の地に落ち着きました。岐阜市の行政の方々、保存会の方々、当日の作業に携わった方々、ブラスバンドで盛り上げてくれた生徒さん、園児、ギャラリーの ンなさま、本当におつかれさまでした。 晴れやかに祝祭(パレード)つつまれ青空にデコルテ映えるモダンガールは 今日ばかりは金太郎塗りが胸元の開いたローブ・デコルテに見えました。
8月生まれのモガ(モダンガール)です。キレイにめかし込んで駅前でデートの待ち合わせ。11月16日はみなさん万障お繰り合わせの上、見に来てね!イラストでは三重連になっとるで。
そして、本日のプレイベントです。 現役引退のあと、長らく岐阜市内の金公園に保存されていましたが、屋根が無く傷みが著しく、そろそろ限界のようすでした。 公園地下の駐車場の老朽化もあり、今回の岐阜駅前の移設となりました。 このお色直しによって旧美濃駅の512号、旧谷汲駅の514号、某スパゲティ屋さんの515 号の姉妹たちの中で一番若返りました。 岐阜市の重要文化財の栄誉も頂きました。 これで安心ですね。 ちなみに513号は1945年7月9日の岐阜空襲の戦災における被災電車です。 戦後、焼け落ちた屋根を修復する際、元来の二重天井は復元されず簡易な平天井となっています。 余談ですが、私の母の実家はかつて徹明町でトラック運送業をしていました。 空襲の火災から逃れるため旧美濃町線の金園町通りを野一色方面に「死にとうない一心で走った。」そうです。 このとき助けてくれた消防の方がいなければ私も生まれた来ませんでした。 この電車が大切にされ、末永く人々の記憶に残ることに意味があると思う次第です。
今月16日のお披露目に合わせて、順調な進捗のようです。 現役時代の計画が今、実現するとは513号も驚いていることでしょう。「長生きはするもんやてなぁ〜。」
首都圏日帰りではかなりイケてる山です。R1.9.15
旧駅舎 たぬきベンチが置いてありました。 2009/2/10
池袋にある丸善書店。中には入らなかったですが、運転席はそのままかな?2019年9月29日 池袋にて
先月の画像です。入場料は無料です。R1.6.9
季節外れに咲きました。
少なくなった魚です