近畿アルバム 251 |
気動車が行ってしまうと
蝉の声が急に大きくなった
ように感じました。
加茂行きと亀山行きの気動車。
畝傍〜香久山を行く
このあたり桜井線より南側は田畑がひろがり明日香村へと続いています。
線路より北側は住宅地となっていて、近鉄大阪線を越えてすぐ北にある耳成山は町の中にあります。頂上の神社へ続く道は木立が鬱蒼と茂っていて深山の趣ですが、絶えず電車の音や町の息遣いが聞こえてくる点では大きな公園といったところです。
SL北びわこ3号 米原駅
畝傍駅
高田、桜井、天理の近代化された駅舎とは別に、従来からの木造として残る桜井線の駅舎の中で最も立派です。
かつて橿原神宮への乗換駅として利用された皇族専用の待合室がありますが、現在は閉鎖されています。(見学できる時があるようです)
寺院のような建物に入り改札口を抜けるとすぐにホームではなく深い庇の下に回廊を思わせる広い通路が建物に沿って伸び、そこから数段の手摺つき階段を昇ってホームへ行くようになっています。
駐車場と化した駅前の広場や人気のない建物の佇まいは駅というより文化財の保存建築物の中にいるような気分です。
畝傍駅に到着した和歌山行551Tレ(万葉ラッピング編成)
大和三山(畝傍山、天の香久山、耳成山)に因んだ駅名のうち、耳成駅は隣を走る近鉄大阪線にあります。
この区間(高田〜桜井)は近鉄の方が便利なためか日中は1時間に1本のダイヤです。
地域色化計画に従って塗色変更された編成です。日根野(新在家)所属のため和歌山色である青色となりましたが、従来の春日色(クリームに赤の帯)もまだ見ることができます。
この他に「旅万葉」ラッピング編成が4編成ありますが運用により全く見られない日もあります。
金橋駅へ到着する和歌山行551Tレ
桜井線を走る105系はすべて103系からの改造車です。
中間車から改造された車はオリジナル105系と同様のパンダ顔運転台になりましたが先頭車から改造された方は種車のままとなっています。
和歌山から到着し、奈良行となって出発した558T 高田駅
奈良〜高田を結ぶ桜井線(万葉まほろば線)は歴史上に著名な駅名が点在し、万葉ファンにはたまらない路線です。
そこを走る105系は103系を改造した4ドア2両のワンマン列車で、そのミスマッチさが魅力です。
奈良行 高田駅にて
2013年7月24日 大阪駅
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