近畿アルバム 252 |
巻向駅は東側1面1線で南端の踏切に接して簡素なブロック建ての駅舎があります。駅の西側に住む人は遮断機が下りる前に駅に着かないと乗り遅れそうです。
あたり一帯は纏向(まきむく)遺跡となっていて、現地説明会が行われると狭いホームが人で一杯になります。
中央集権的な様相がみられる遺跡の様子や卑弥呼の墓といわれる古墳の存在などから、邪馬台国畿内説の本拠地となっています。
川崎重工で造られたJR北海道の733系。
武庫川にて。
三輪〜巻向
このあたりへ来ると歴史は万葉から更に遡り3世紀以前の日本史の舞台となります。
画面右手に見える森は箸墓(はしはか)古墳で、最古の前方後円墳といわれ卑弥呼の墓という説もあるそうです。
数々の古墳や遺跡を点在させながらも、かつての歴史がうそのようにのどかな田園風景が広がっています。
「こうのとり」と「きのさき」の並び。
新型車両も導入されているので、いつまでこんな光景が見られるでしょう。
2013.08.29
山陰本線 福知山駅にて
三輪山はご神体ということで登るには麓の神社で記帳して初穂料を納める必要があります。また登山中は飲食や写真撮影は禁止されています。
三輪からはまた田園風景が広がります。
三輪山(画面左端)の下を行く奈良行 三輪〜巻向
三輪駅の西側の国道沿いには高さ32m余の大鳥居があり、そこから大神神社へ続く参道に桜井線の踏切があります。大神神社は最古の神社といわれ、三輪山がご神体であるため、石段を昇った奥にある社殿は本殿ではなく拝殿だそうです。
三輪駅は大神(おおみわ)神社参拝の下車駅となっていて正月は初詣客で賑わうため、下り線ホーム北側には神社参道へ直接出ることができる臨時の改札口があります。
三輪は最古のそうめん産地としても有名で、駅前から神社の参道へ続く鄙びた狭い路地にも素麺を出す店が点在しています。
桜井からやや人家の建て込んできた中を走り、県道の陸橋をくぐり大和川の橋梁を渡ると三輪駅に到着します。
桜井〜奈良間は区間列車があるため日中30 分ヘッドとなります。
桜井行1553S 三輪駅
桜井駅に到着する奈良行538T
平行している近鉄大阪線が近づき、高架が見えてくると桜井駅に到着します。この駅は2面3線の橋上駅舎となっていて、隣の近鉄駅とは跨線橋でつながっています。
桜井駅を発車すると、列車は東を目指す近鉄をアンダークロスして大きく北へとカーブを切ります。
車窓から見る天の香具山(畝傍〜香久山)
香久山駅(駅名はこちらの字です)は北側1面1線のホームで西端から数段の階段を降りたところに駅舎がある、畝傍駅とは対照的にこじんまりとした駅です。
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