近畿アルバム 253 |
帯解駅で対向列車待ち合せ中の王寺行559Sレ
この駅と柳本駅、櫟本駅は木造駅舎、跨線橋、奈良方面ホーム上にある小さな屋根付き待合室などの形態や配置がよく似ています。
帯解駅も好ましいスタイルの木造駅舎ですが、柳本駅や櫟本駅と違い入り口の破風がないのでシンプルな感じです。
駅のすぐ北には駅名の由来である帯解寺があり、安産、子授け祈願の寺として有名です。また本尊の地蔵菩薩は重要文化財に指定されています。
櫟本駅を出発した奈良行列車がしばらく進むと左手に大きな池(広大寺池)が見えてきて奈良市に入り、帯解(おびとけ)駅に到着します。
王寺行557Sレ 帯解〜櫟本
櫟本駅での交換
駅構内は上り線と下り線の線路間隔が広いので中線があったようです。
105系の桜井線での運用パターンは朝夕は奈良から和歌山線を王寺方面へ直通する列車もありますが、日中は和歌山方面から奈良へ来た列車が折り返し桜井行となり、桜井で奈良へ折り返した列車が今度は和歌山行となって帰っていくという形です。
西名阪自動車道をくぐると櫟本(いちのもと)駅に到着します。天理市内に4つある桜井線の駅で最北に位置します。
駅舎は石垣の上に建ち立派な石段があります。リフォームはされていないようで待合室やホームの上屋、跨線橋などの古びた様子は歴史を感じさせられます。
築堤を駆け上がると高架となった天理駅に到着します。
島式ホームが2面の4線ですが1、2番線ホームは臨時列車用で普段は使用されず閉鎖されています。
高架下には西方向からの近鉄線のターミナル駅があります。
長柄(ながら)駅は西側1面1線で駅舎はなく、バリアフリー化された駅入口からホームにかけて大きな上屋がかけられた、無人駅に特化した構造となっています。
駅の南東側近くには、これも由緒のある大和(おおやまと)神社があり、戦艦大和の乗員の霊が祀られています。
柳本駅
木造駅舎です。腰板のなまこ壁風のデザインがいい感じを出していると思います。
柳本駅における交換風景
反対列車には万葉ラッピング「旅万葉」編成が来ました。
桜井市を過ぎて天理市に入ると最初の駅は柳本駅です。
駅舎の北側に大きな木が1本ありますが柳ではないようです。
この駅の近くにも古墳や資料館があり、「山の辺の道」ハイキングの下車駅となっています。
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