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 名古屋鉄道3790系
>>画像ファイル一覧
 2791(太田川)
 画像提供:504Dさん SVGA XGA

 モ3791(大江)
 画像提供:ND502さん[1977,8] SVGA XGA

 築港線用モ3791
 画像提供:渋谷芳樹さん SVGA XGA

 築港線用3790形(大江)
 画像提供:504Dさん[1982,2,28] SVGA XGA

 デキ603とモ3791の並び(大江)
 画像提供:高木茂夫さん[1975] SVGA XGA

 高松琴平電鉄の同型車890形
 画像提供:杉岡健二さん

 弘南鉄道の同型車クハ1267
 画像提供:杉岡健二さん SVGA XGA


>>名古屋鉄道3790系画像ファイル一覧(2016,5,2)<<







 元は1927〜28年(昭和2〜3)にかけて製造された旧西武のモハ550・クハ600で、水害により営業を廃止した東濃鉄道から昭和50年に譲り受けた。
 お椀型ベンチレ−タ−が特徴の全鋼製車体でいわゆる「川造型」と呼ばれていた。
 昭和15年の改番でモハ100、クハ1100となり、さらに現西武鉄道となった昭和23年の大改番によって、モハ151・クハ1151となっている。
 1958年(昭和33)にはMcが片運転台化さたが、その後、間もなく両運転台に戻された。
 1963〜66年(昭和38〜41)にかけて西武では全車廃車となり、東濃鉄道には4両が譲渡され、モハ110・クハ210となり、片運転台、前面窓・戸袋窓のHゴム化、パンタグラフ部分の低屋根化が施されたほか、車体のリベットが無くされた。
 名鉄転入時には大きな改造は行わず、ク2815を中間に挟んだ3両編成で築港線専用車両として運用された。
 また、1981年(昭和56)頃に100kWのモータへ載せ替えが行われた様である。
 間にク2815を挟んだ3両編成で築港線専用列車に使用され、1985年(昭和60)3月28日に3700系へバトンを渡して廃車された。
 なお、東濃鉄道のほかにも伊予鉄道、山形交通、大井川鉄道、津軽鉄道、弘南鉄道にも譲渡された。



 関連リンク:<名鉄アルバム> 高松琴平電鉄890形 弘南鉄道クハ1266形 名古屋鉄道3880系


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名古屋鉄道3790系諸元表
形式車種製造初年長さ(mm)幅(mm)高さ(mm)自重(t)出力(kW)×個歯車比冷房容量(kcal/h)×個
モ3790Mc192717,1002,7154,04034.075×43.94非冷房
ク2790Tc192817,1002,7153,88523.5非冷房



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