2557「あゆ電」(新宿) 画像提供:西口靖宏さん SVGA XGA 2400形の急行新松田行 画像提供:相州屋。さん SVGA XGA 2400×2の8連急行 画像提供:相州屋。さん SVGA XGA 登山線を行く2478HE車 画像提供:西口靖宏さん SVGA XGA 2400形新松田−小田原間区間電車 画像提供:相州屋。さん SVGA XGA 試作冷房車の2478 画像提供:スーパーあずささん SVGA XGA |
2400形は、電動車19,3m、制御車16mという当時の18m級4両の全長72mに合わせながら、M車の全長を長くし重量を増すことで粘着性能などの向上を図り、付随車を小さくすることで負担の軽減をねらっている。そのため、HE(High Economy)車と呼ばれた。 特にクハは、全長のみならず、台車のホイールベース、車輪径も小さくなっている。また、モーター出力が120Kwなので、箱根湯本に20m級が入れなかった時代の湯本急行は2400形の独壇上であった。クハ2478は、試作冷房車として分散クーラーを5基付けていた。 2400形は全部で4両x29本116両作られたため、クハ2450形が2451〜2499まできてしまい、2450に戻った後2551〜という具合に付番された。ただ18m級と扉位置まで合わせたためにクハの車端部に扉がきてしまい、混雑が激しい時などに問題を抱え、またデハとの重量差でフラットが発生しやすく、丁度旧性能で大型車の4000形が冷房搭載新性能化するにあたって、中型車である2400形のモーターを利用することになり廃車となった。 この車両の廃車により、小田急通勤型の全車大型化・冷房化が達成されている。 関連リンク:<小田急アルバム> 小田急電鉄4000形 |