尻毛駅停車中のモ767 画像提供:高木茂夫さん[1978,7,2] SVGA XGA |
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1926年(大正15)から1929年(昭和4)にかけて日本車輌で製造された瀬戸電気鉄道ホ103〜ホ112がルーツ。 当初はポール集電をしていたほか車両によって主電動機出力が異なっていた。 1939年(昭和14)に名鉄と合併した際にモ560形に改番。 また、車内にあったステップが瀬戸線ホームの嵩上げによって撤去され、車体・扉下部が切り取られた。集電器についてもポールから名鉄式Yゲル変更されたが、後にパンタグラフ化された。 1964年(昭和39)に系列の北恵那鉄道にモ561〜モ564の4両が譲渡されたが、残った車両(565〜570)は昭和42年に岐阜市内線にモ560形が登場した事にともない、モ760形と改番されている。 その後老朽化に伴い徐々に廃車が進み最後はモ766、モ767の2両だけが残り、揖斐・谷汲線で活躍していたが瀬戸線昇圧によるモ700形、モ750形の揖斐・谷汲線転属により1978年(昭和53)に廃車、形式消滅となった。 (解説文提供:「kenbou Land」杉岡健二さん) 関連リンク:<名鉄アルバム> 名古屋鉄道モ560形 名古屋鉄道モ700形 名古屋鉄道モ750形 |
形式 | 車種 | 製造初年 | 車体寸法(mm) | 自重(t) | 出力(kW)×個 | 歯車比 | 冷房容量(kcal/h)×個 |
モ760 | Mc | 大15 | 14,204×2,641×4,121 | 23.6 | 49×4 | 3.83 | 非冷房 |