紙屋町の繁華街を行く元西鉄北九州線500形の600形602号。赤い車体塗装が非常に目立ちます。車体前面の絞り込みも広電では珍しく、これは西鉄時代の急カーブ通過対策とか。この日は朝ラッシュの終わりに7号線で横川駅まで行った後、8号線に変わって江波車庫に入庫。稼働率低めなようで撮影・乗車できたのは幸運でした。
1号線運用に入る元神戸市電1150形1156号。側面窓を大きく広げた神戸市電独特の特徴あるスタイルでこれまた唯一の生き残り。もとは平行カルダン車でしたが保守上の都合から吊掛式に変更されています。570形といい神戸市電の車両デザインは本当に洗練されていますね。
原爆ドーム前の緑化軌道に映える元・神戸市電の広電570形582号。1924年製だそうで今年でなんと93歳。深い屋根と切れ目のないウインドヘッダー、きれいに揃った窓横桟が特徴的な重厚ながらも端正なスタイルが魅力的です。かなりの古豪でありながら冷房化され第一線で現役。朝ラッシュ時のみ運用の旧型車もいる中、訪問当時は3号線中心に終日運用されていました。
広電で活躍する元・京都市電1900形。じわじわと数を減らし一型式一両残存も多い旧型車ですが1900形は別格。主力の一角を占める大勢力で朝から晩まで活躍しています。ご覧のように3両連なり発車待ちをする姿も見られ、京都市電在りし日の姿を今に伝えています。
函館市電
広島電鉄は実に様々な形式が走っていて撮り飽きないですね。2011年8月 広島駅前にて。
60周年を記念してかつての金太郎塗装に復刻されました。路面電車まつりにて撮影。
札幌市電