インターラーケン・オスト行の列車この車両は2等室のみですが、最後部車両は半室が1等室の車両です。ABeh130型 ブリエンツ駅へ進入
ルツェルン駅行の列車上下線のホームには上屋が全くありません、雨天時や冬の降雪時はどうしているのだろう?ABeh160型 ブリエンツ駅 2015-7
この車両は新型車のようです。ツェントラル鉄道インターラーケン・オスト行ABeh160型 ブリエンツ駅
ロートホルン鉄道のブリエンツ駅から道路を挟んだ反対側に、私鉄のツェントラル鉄道(インターラーケン・オスト〜ルツェルン間の74`を結んでおります)のブリエンツ駅があり、ロートホルン鉄道の出発時間までに何枚か撮影をする事ができました。ツェントラル鉄道ABeh130型 郊外電車なのに1等室があります。 ブリエンツ駅 2015-7
車窓から氷河急行を撮影(チョットピンボケ)したので、何とか友人に頼んで近くの駅に寄って貰い再び狙いました。友人が駅時刻表を見て「もう直ぐサンモリッツ行が来るな」という事で待ち構えました。機関車の先頭に「グレッシャ―・EX」のヘッドマークが付いた列車が到着です。マッターホルン・ゴッタルド鉄道 HGe4/4II型 アンデルマット駅
客車はオープン特別車両と普通車両の2種類、特別車両は普段は窓がオープンですが、雨天時や濃霧の時は窓が閉まるようになっています。この画像は特別車両、一部ですが少し窓ガラスが降りている座席があります。
機関車左右の水庫も当然ながら軽油のタンクです。汽笛音は蒸気の発生する力が小さい(軽油で水を沸騰、多分摂氏100°での沸騰なので、本物のSLのボイラーの沸騰温度よりずっと低い)ため、一応「ピー」と鳴らしますが音量はとても小さいです。左上に見える湖はブリエンツ湖、スイスでは結構有名な観光地だそうです。
機関車を上から見て見ると、炭庫のような物が有りますが蓋で完全に塞がれております。ここが軽油の燃料タンクようです。車輪やギヤは阿里山のシェイのような感じかと思いましたが、これも見事にハズレて普通のSLと同様のギヤでした。夜間の運転が無いのにもかかわらずライトが装備されておりますが、これは濃霧の際の安全(続行運転をするので)のための装備だそうです(ドイツ語が堪能な友人が機関士に尋ねてくれました。スイスにはスイス語と言うのが無くて、ドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語という言語が使われています)。
乗車してもSLの形をしたDL列車ですので面白味はありませんでしたが、途中の風景は結構素晴らしく日本でいえば志賀高原や蔵王高原を雄大にした感じでした。(ブリエンツにはアルプス級の4000b級の山脈が無い)この鉄道には信号機が設置されてなく、多客時の続行列車は前の列車が出発してから何分か後に、続行列車が出発するいわゆる隔時法で運転をしているようでした。後から登って来る続行列車、SLの形をしたDLなので上り勾配でも煙は吐いていません。
調査不足で失敗したロートホルン鉄道、しかし乗車券を予約してあるため乗らない訳にはいきません。仕方なしにブリエンツ駅〜山頂駅の往復を乗車しました。急勾配の路線のため、全線ラック式のレールです。SLの形をしたDLなので出発時の迫力など全然ありません。途中のゲルトリート駅で上下列車の交換、ここで給水をし水が温まると白い蒸気を排出します。一般の人が見るといかにも蒸気機関車の様です。画面の右中央付近の金属柱が給水柱です。ゲルトリート駅